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2009年01月29日
パニックとリスクマネージメント
弊社の社員や販売パートナーの方から、毎日のように様々な問題提起を受けます。
その問題を解決しなければ、「会社の存続にかかわる」というような問題提起です。
問題提起をする人は、ほとんど「パニック状態」です。
私がサンに入った時に最初に受注した仕事は、日本初のダウンサイジングで、富士通のメインフレームで動いているシステムをサンのサーバーとPCに置き換えるというシステムでした。
売上規模は、全体で24億円だっったと記憶しています。
そして、カットオーバーの期日は、受注から一年後でした。
で、一年経過した結果、結局開発したシステムは動きませんでした。
正確に言うと、プログラムは完成しましたが、朝までに終わらなければいけない前日の売上結果の集計が、午後まで掛かってしまい、使い物にならなかった訳です。
エンジニアは、その当時の技術力を結集して、一生懸命データーベースのチューニングを行い、何とか早く処理が終わるように努力しましたが、期日の一年後には結果が出なかった訳です。
日本初のダウンサイジングの事例で、コンピュータ業界で大変話題となった案件だった為、一年後にカットオーバー出来なかった事は、その当時、マスコミの格好のネタとなって、コンピューター専門誌紙上では、散々悪口を書かれました。
ところが、それから数カ月後にサンの最新コンピュータが発売になり、性能が格段にアップした為に、ハードウェアを交換するだけで、プログラムのチューニングなしに動いてしまいました。
その時、大切な事を知りました。
「時間が解決する」
瞬間的に問題が発生し、その事にパニックして「大変だ。大変だ。」という時、もしかすると、一週間時が経てば自然と解決してしまう事は、世の中に沢山有ります。
瞬間的な問題にパニックする事なく、「解決する時を待つ」という事をその時学びました。
その問題を解決しなければ、「会社の存続にかかわる」というような問題提起です。
問題提起をする人は、ほとんど「パニック状態」です。
私がサンに入った時に最初に受注した仕事は、日本初のダウンサイジングで、富士通のメインフレームで動いているシステムをサンのサーバーとPCに置き換えるというシステムでした。
売上規模は、全体で24億円だっったと記憶しています。
そして、カットオーバーの期日は、受注から一年後でした。
で、一年経過した結果、結局開発したシステムは動きませんでした。
正確に言うと、プログラムは完成しましたが、朝までに終わらなければいけない前日の売上結果の集計が、午後まで掛かってしまい、使い物にならなかった訳です。
エンジニアは、その当時の技術力を結集して、一生懸命データーベースのチューニングを行い、何とか早く処理が終わるように努力しましたが、期日の一年後には結果が出なかった訳です。
日本初のダウンサイジングの事例で、コンピュータ業界で大変話題となった案件だった為、一年後にカットオーバー出来なかった事は、その当時、マスコミの格好のネタとなって、コンピューター専門誌紙上では、散々悪口を書かれました。
ところが、それから数カ月後にサンの最新コンピュータが発売になり、性能が格段にアップした為に、ハードウェアを交換するだけで、プログラムのチューニングなしに動いてしまいました。
その時、大切な事を知りました。
「時間が解決する」
瞬間的に問題が発生し、その事にパニックして「大変だ。大変だ。」という時、もしかすると、一週間時が経てば自然と解決してしまう事は、世の中に沢山有ります。
瞬間的な問題にパニックする事なく、「解決する時を待つ」という事をその時学びました。
Posted by 中村政史 at
02:08
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