2007年12月27日

対照的な経営者のタイプ

昨日、ある経営者の方と2人で忘年会をしました。
その人は、大変優秀な人間で、米国の大学に留学して、その後、慶応大学に入り、英語以外にも複数の言語を喋り、新しい知識もあっという間に習得してしまう力を持っています。

で、現在のその人の会社は、どうかと言うと、思った程の売上は上がっていません。

そんな彼を見て、「一人の人間としては優秀だけど、経営者としてはどうか?」みたいな事を言う人も居るかと思います。

でも、私は、その人を見ていて、彼は将来大成功する経営者になると感じます。

経営者には、二つのタイプが居て、短い時間で、ある程度の規模まで、強引に売上を作る力を持っている代わりに、その後、売上を伸ばせず、小さな成功で終わる経営者と、ある程度の売上を作るまでの間、時間が掛かるものの、その後、売上を何倍にもして、大成功する経営者です。

前者は、口が上手くて、人を上手に利用して、平気で踏み台にしていく事で成功していきます。
言い換えると、人を騙したり、平気で嘘をつけるようなタイプです。
このようなタイプは、短い時間で、会社を軌道に乗せる能力を持っています。

後者は、誠実に自分が納得するまで勉強し、良い商品やサービスを作り、そして、それが安定的に「儲かる仕組み」という物を地道に作っていきます。
このようなタイプは、時間は掛かりますが、最終的に大きな成功を収められる可能性を持っています。



Posted by 中村政史 at 16:30│Comments(1)
この記事へのコメント
中村教授、ご無沙汰しています。

理念は立派だけど、なかなか売上に直結しないので、少しは強引に売上を作る力を手に入れたいものです。

昨日あたりから急に寒くなってきました。 年末年始もご多忙かと思いますが、くれぐれもご自愛ください。
Posted by 鈴木@メディブリッヂ at 2007年12月27日 18:25
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