2007年02月16日

最近の若い女性について

若い主婦の方々を集めて、コミュニティを作っている代表の方とお話する機会がありました。
そこで、最近の若い女性の考え方について、色々とお話をお伺いしました。
彼女曰く、最近の女性は、「いつまでも輝いていたい」という願望が強いそうです。
この願望は、結婚してからも強く、「絶対にオバサンにはなりたくない」という気持が強いとの事です。
では、「輝いていたいという事はどんな事ですか?」と質問したところ、エステに通って体型を維持してブランド品の綺麗な洋服を着て、高価なバッグや装飾品を身につける事だそうです。
で、「輝いている自分」を見せる相手は、何と、異性ではなく同姓との事です。
同姓から、「素敵」だとか、「羨ましい」と思われたいそうです。
彼女曰く、「同姓の友達がいなければ、きっとブランド品など欲しくなくなる」との事です。
女性の願望を満たすためには、大金が必要です。
だから、最近は結婚しない女性が増えているそうです。
家庭に入って、自分が働いていた時より自由に使えるお金が減るよりは結婚しないほうがマシという事だそうです。
また、主婦になってから、夫の収入に頼らずに、自分で起業したり事業を始めたいと思っている女性も増えているそうです。

億万長者と結婚して、ブランド品を身につけ、優雅に高級レストランでランチを楽しみ、友達から「良い人と結婚して羨ましい」と思われるのが理想との事です。

女性の本音について分かっているようで全然分かっていないという事に気が付き、大変勉強になりました。
現代の格差社会を後押ししているのは、もしかすると女性のパワーなのかも知れません。



Posted by 中村政史 at 17:01│Comments(7)
この記事へのコメント
確かに女性はいろんな面で同姓を意識していると思います。他人と比べて”あの人には勝ってる”とか”負けた・・・”とか。”勝ち組””負け組”という言葉も生まれましたしね!まぁ、確かにお金はあるに越したことありませんが
Posted by naonao at 2007年02月16日 17:41
すみません、続きです。
ある程度のお金?(具体的にどの位かが問題ですが)で精神的に豊かに過ごせる事が出来れば・・・と思っている女性も意外に多いと思います。
Posted by naonao at 2007年02月16日 17:47
中村様。先日はお邪魔いたしました。
これって、ものすごく、極端なお話ですよね。
最近の若い女性に限らず、自分自身というものを表現できるものを
持たない女性にとっての自己実現の形・・・という例かな?
naonaoさんの仰るとおり、精神的に豊かに過ごせる事が一番で、
そういう女性も確かに多いです。
どちらのタイプでも自分が幸せと思えればいいと思っています。
私自身はお金がもの凄くたくさんあるのに、シンプルに生きている・・・
っていうのにあこがれます。
逆に、億万長者になりたいって思う男性は何が目的なのかな?
女性にモテタイ?
やっぱりコチラも同性を意識しての行動?
自分自身との戦い?
うーん、人それぞれ。ですよね?
Posted by ecomam*れいこ at 2007年02月17日 02:03
naonaoさん

コメント頂き、どうもありがとうございます。
私がブログに書いた通り、私自身が最近の若い女性の価値観に疎いので、色々とコメント頂けると、大変参考になります。
「精神的に豊か」に暮らすための必要最低限のお金というのは、難しい世界ですね。
10万円のバックを躊躇する事なく買えるようになれば、「精神的に豊か」と感じる人がいるかと思えば、「ハリーウィンストン」の宝石が買える位でないと「精神的に豊か」とは感じない人も中には居るのでしょうね。
また、いくらお金や物に囲まれていても、「精神的に豊か」とは感じない女性もいると思います。
今後とも。女性心理について色々と教えて下さい。

れいこさん

先日は、どうもありがとうございました。
「自分自身というものを表現できるものを持たない女性にとっての自己表現の形・・・という一例」
なるほど、分かるような気がします。
東京に住んでいた頃、丁度その頃、少しだけ貯金があったので、世田谷に家を買おうと思って、現地の販売センターに行った事があります。
その当時、2台車を持っていて、一台は、ロータスで、もう一台は、近所の買い物用に中古のマーチに乗っていました。
で、中古のマーチで世田谷の一等地の家を見に行ったところ、最初から物凄く冷たい対応をされました。
ところが、アンケート用紙に住所と年収と預金の欄を書いたところ、明らかに相手の態度が豹変したという事がありました。
そもそも日本人は、相手の車や持ち物で、初対面の相手の価値を判断するような事は多いですよね。
私自身は、なるべくなら目立ちたくない方なので、自分の持ち物には拘らない方なのですが、多分、仕事をやる上では、ある程度、高価な持ち物や立派なオフィスなどがないと信用されないのかも知れないですね。
Posted by 中村 at 2007年02月19日 13:59
中村様。はじめまして。いつもblogを拝見させていただいております。
今読ませていただいたblogに関して、私自身、最近それに近いお話があったので一言。
私のビジネスパートナーで共にウェディングのアテンドを担当して貰った方のお話です。
これまでこの方は個人として動いていらしたのですが、つい先日会社を立ち上げて今は会社代表という看板を背負ってらっしゃいます。しかし代表という名前を付けただけで今までと何ら変わらない仕事。
だけど、取引先やご自身の回りの対応が変わったとのこと。
個人で動いているときは相手にすらしてくれなかった業者側から逆に依頼がくるようになったとのことでした。
仕事内容やお人柄など何も変わってないがゆえに代表という肩書きだけを見て近寄ってくる人が多すぎて‥人間としての裏が見えた気がしてイヤになると最近よくおっしゃいます。
見た目や持ち物で判断される社会ってホンマは淋しい社会だな‥とお話を伺いながら思いました。
まっさらな状態を見て判断を出せることができる人こそ、本当の意味で豊かな人だと私は思います。
なかなか難しいですけど、そういう女性になりたいと日々感じております。
Posted by hiro at 2007年02月19日 14:42
hiroさん

コメントどうもありがとうございます。
皆さんのコメントを伺っている内に、何となく見えてきました。

日本人は、見た目や持ち物や肩書きで人を判断する事が多い
                ↓
少しでも他人に良く見られたいと思うと、見た目や持ち物にお金を掛ける。
                ↓
女性にとっての自己表現の一つの形となる
                ↓
女性にとっては、何らかの理由で同姓から評価される事が、精神的な豊かさにつながる。
必ずしも、持っているお金の大小ではないが、お金持ちの方が評価される事が多い。
                ↓
本当は、見た目や持ち物で判断される社会は嫌い。
                
私の結論: 世の中が、新しい価値観に変わらない限り、女性が精神的な豊かさを獲得するには、しばらくお金が掛かりそうですね。
世の女性の大半が憧れるような、リーダーみたいな人が現れて、「見た目や持ち物で判断する人はサイテー」みたいな事を言い出さない限り、新しい価値観には変わらないかも。
Posted by 中村 at 2007年02月19日 20:44
さすが!すっきり分析されましたね。
面白かったので、また今度は違う話題についてお話してみたいです。
ビジスタ出来たら参加させていただきますね♪
Posted by ecomam*れいこ at 2007年02月19日 22:25
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