2006年07月06日

小さい窓と大きい窓

よく人は議論 をして、どちらかが正しいか間違っているかを決着しようとしますが、そもそも、正しい事と間違っている事など世の中にはありません。
例えば、全く同じ場所 を指差して、別々の場所から、窓の外に何が見えるかと質問した時に、ある人は、「杉の木」が見えるといい、ある人は、「海が見える」と言う事があります。
これは、どちらも正しい事を言っているのですが、ある人がいる場所の窓からは、遠くに島影が見える場所で、窓の大部分が海になっています。
また、ある人 は、そこから見える小さな島に住んでいて、窓からは庭の杉の木一本だけが見えます。
要するにどちらの言っている事も正しいし、どちらの言っている事も間 違っているのです。
正しい事と間違っている事は、前提条件を変えれば180度逆になる。それが分かると目くじら立ててどちらが正しいかの議論をするのが馬鹿馬鹿しくなりませんか?
肩の力を抜いて、楽しく考え出すと、いやな気分になる事が少なくなります。



Posted by 中村政史 at 13:34│Comments(3)
この記事へのコメント
なるほどですね、色々な見方をする。
180度違う見方。常に頭に置いておきたいです!
Posted by ふ~みん at 2006年07月06日 22:53
とっても素敵な考え方ですね!
中村さんのふところの大きさは、この考え方から来るんですね~。。。
納得です。
Posted by しあわせ咲かせるブログ@sakiko at 2006年07月06日 23:51
なるほど…でした。場所が違えば、当然見えるものも違ってくるのですね。肝に命じておきます。
Posted by T.Hitoki at 2007年04月27日 05:35
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