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2009年04月17日

リスクファクター

世の中には、様々なコンサルタントやメンターと呼ばれる方やエンジェルと呼ばれる方が居て、我々のようなベンチャー企業の支援をしています。

私自身も福岡県のベンチャーコーディネイターとしてベンチャー企業の支援をしてきました。

このような方々の中で、特に支援しようとするベンチャー企業のリスクファクターについて執拗な程拘る方がいます。

リスクを挙げればきりがない程、会社経営には様々なリスクがあります。

特に、設立間もないベンチャー企業には、周りを見渡せばリスクだらけです。

想定される全てのリスクに対して手を打っていたとしても、必ず予想を超えたリスクが現れて来るのが現実の世界だと思います。

この際、「リスクを考えることを辞めてしまう」というのも一つの正しい選択のような気がします。

「攻撃は最大の防御」

「常に前進、常に変化」

今のように変化の激しい世の中では、現時点でのリスクは、一ヶ月後にはリスクではなくなっている可能性も高いと思います。

ある会社がある製品やサービスを持っていて、それが売れていたとした場合、他社から、更に性能が良くて、低価格の商品が販売される可能性は、常にあります。

当然、それは、その会社にとってのリスクになる訳ですが、今後想定されるリスクを洗い出し、そのリスクに対する対応策を必死に考える事よりも、物凄くシンプルな発想をすると、「常に今よりも良いものをどうすれば作って提供する事が出来るか」という事に考えを集中した方が効率的ではないかと思います。

どうせ、次々リスクが訪れるなら、リスクを考える時間を、製品開発やサービスの充実に費やす事が結果として最大のリスクヘッジにつながるのではないかと思います。


  


Posted by 中村政史 at 00:27Comments(0)