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2007年12月13日

DNA

人間と同じように、会社にもDNAというものがあると思います。
会社のDNAとは、創業者の「将来この会社をこんな会社にしたい」という理念だったり、会社に入った社員に対しては、「この会社を通じてこんな社会人に育って欲しい」という想いだったり、突き詰めて言うと、創業者の生き様であったりします。
この「創業者の生き様」を商品やサービスを通じて、世の中の人に是非を問うというのが、経営の醍醐味であり、経営者の喜びではないかと思います。

しかしながら、世の中の全ての会社にDNAがある訳ではなく、ここ近年知り合った経営者の中でも、しっかりとした生き様やDNAを持った経営者や会社もあれば、全く何もない会社もあります。

大まかに言うと、全く何もない会社の経営者は、「金儲け」の為に会社をはじめ、社員も「金儲け」の道具でしかありません。

しかし、しっかりとしたDNAを持つ会社の経営者には、「金儲け」以外にもう一つ大事な目的があります。

それは、「自分が作った会社の生き様、言い換えると自分の会社の「哲学」の普及」です。

社員に対しても、取引先に対しても、お客様に対しても、この「哲学」を伝える活動が経営とイコールとなります。

この場合、社員は道具ではなく、「哲学」を多くの人に伝える経営者の分身となります。



  


Posted by 中村政史 at 14:41Comments(0)