2007年03月15日

脱サラして成功するには

優秀なサラリーマンとして出世している人が、必ずしも優秀な経営者になれるとは限りません。
サラリーマンの世界で成功する人は、基本的には本当の実力よりも、上司に如何に気に入られるかとか、複数の人のチームで、あるプロジェクトを成功させた時に、そこに居た他の人の努力で成功したものを如何にも自分一人の努力で成功させたように上手にアピールするとかで出世が決まってきます。
愚直に一生懸命仕事に取り組んで、結果を出していても、上司に対するアピールが下手な人は、出世出来ない場合も往々にしてあります。
で、サラリーマンで出世して、本部長や支店長になった人は、部下が沢山出来て、その部下からおだてられるようになると、だんだんと自分は凄い人間だと勘違いして来ます。
そこで、その勘違いが進むと、独立して会社を作ってしまったりします。
しばらくは、今まで付き合いのあった取引先や、今まで居た会社から独立したお祝いに仕事が来て順調な滑り出しをしたように思えますが、1年~2年経つと、本当の実力が試される時が来ます。
そこで、多くの人が経営する事の厳しさを知り、その時、努力して踏ん張れない人は成功者にはなれません。

私が知っている、脱サラして成功者になった人達は、サラリーマンになった時、最初からいずれは独立する事を考えていて、出世の事など考えずに、独立する為に必要な実力をつけたり、人脈を作ったり、社内で自分しか出来ないような新しい事業をはじめたりしています。




Posted by 中村政史 at 12:39│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。