2008年12月16日

モバイルマーケット

私がIT業界に復帰して新しいベンチャー企業を創業するにあたって、様々な予測データや数々の有識者の意見を聞いた結果、勝負するマーケットは、「モバイル」しかないと判断致しました。

現在、古巣のサン・マイクロシステムズやマイクロソフトやIBMや富士通・NECなど、多数のビッグプレーヤーが存在するIT業界全体の市場規模は、12兆円です。

このIT業界は、ほぼ頭打ちの状態で、今後は、この市場規模が微増する程度で横這いになると予想されています。

それに対して、モバイル業界の市場規模は、何と、既に9兆円の規模にあり、更に年々2桁成長が見込まれ、2013年には、IT業界を抜いて13兆5千億円になると言われております。

この9兆円の内、7兆円は携帯キャリアの収益ですが、全国で携帯電話が1億1000万台を突破し、ほぼ日本人全員に行き渡った為、キャリアの収益は今後、横這いとなり、今後はソフトやコンテンツの分野が成長する事になります。

2013年のモバイル全体の市場規模である13兆5千万円から、現在の市場規模9兆円を引くと、約4兆円の未開拓マーケットが存在する事が分かります。
これは、正に携帯電話のハードとネットワークインフラ以外の新しいソフトやサービスやコンテンツのマーケットです。

このマーケットを制する会社が、次の時代のリーダーとなり、更に、今後バブルが起こる可能性がある分野は、この分野以外にあり得ないと確信致しました。

そこで、現在㈱MovAd Japanではこの未開拓の潜在市場を開拓する為の戦略立案を開始し、最初に市場に投入する製品(サービス)を固め、その後次々にに投入する製品(サービス)の準備を開始致しました。

未開拓のマーケットを開拓するリーディングカンパニーとなれるかどうか?

今後3年間が私と新会社の勝負となります。





Posted by 中村政史 at 15:15│Comments(0)
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