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2007年04月09日

オーディオビジュアルとの出会い(続き)

世界中からお金に糸目を付けずに集めた名機の音を暫く堪能した後、「それでは、向かって左側の特別なアンプの音を聞かせます。今の音と聞き比べてみて下さい。」という事で、次に、その特別なアンプの音を聞く事になりました。
このアンプの音が圧巻でした。
一台当り数百万円、総額数千万円のアンプの更に上を行ってました。

このアンプは、札幌に在住のF氏という方の手作りのアンプで、一般に市販されているものではありませんでした。
知り合いの億万長者が、今まで「億」というお金を投じて、世界最高の「オーディオ」を探し回った結果、偶然にも出会った「個人の天才が作った手作りのアンプ」でした。
このアンプに出会うまでの努力は、並大抵ではなく、オーディオの専門誌でこれぞと思うオーディオマニアの家が紹介されると、全国のどこにあっても、自分の捜し求める「音」が鳴る機材を求めて、聞きに行ったり、専門誌で高い評価の機材が発表されると手当たり次第、購入しては実際に試してみたりしたそうです。

そして、メインのスピーカーですが、これも「手作り」です。
一般家電専門店やオーディオショップでは売られていない長野県諏訪市にある「オンケン製作」の小泉氏という天才が一台一台時間を掛けて手作りしたスピーカーです。
今の言葉で言うと所謂、「ガレージメーカー」というものです。
特に、高音用と中音用が世界的にも有名で、世界中のオーディオマニアのセレブがわざわざ小泉氏のもとを訪れては、一台一台注文していくような代物です。
更に、ただ単にお金を出しても作ってもらえる訳ではなく、小泉氏が認めた人だけに特別に作ってもらえるというものでした。
この高音用と中音用のドライバーは、特別な金属の塊を一つ一つ手で削り出して作られていて、最後の仕上げは、カミヤスリと小泉氏の指の腹で、少しづつ削りながら、コンマ何ミリ単位で最高の音がするところまで調整してあります。
その為、小泉氏の指には「指紋がなくなってしまった」という事です。

更に、驚きなのが、このスピーカーとアンプの価格です。
実は、普通のサラリーマンでも無理すれば手に入れる事が出来るような価格だったのです。

このスピーカーとアンプが、何故か、我が家にもある訳ですが、これを手に入れる為には、実は相当な苦労がありましたので、いずれご紹介したいと思います。



  


Posted by 中村政史 at 14:22Comments(0)